「キョン君。」
床に座ってる彼を後ろからゆっくり抱きしめた。
彼のうなじに顔を埋める。
ああ、キョン君のにおいだね。
あったかいにょろ。
「……。」
キョン君は返事しないけどさ。
何でかって?
えへへ。
なんかね、あたしがキョン君と恋人同士なのが
ハルにゃんにバレたからだって
古泉君が言ってたにょろ。
キョン君とちゅーしてるとこ見られちゃってね。
その瞬間キョン君倒れちゃったさ。
なんか、キョン君が何も感じなくなればいいってハルにゃんが願ったんだって。
でもどうでもいいさ。
だってキョン君はこれで全部あたしのものになったからねっ。
病院から家に極秘で連れてきちゃったよ。
ハルにゃんたち、探してるけど絶対返してあげないさ。
「キョン君、大好きさっ。」
ホントはあたしもこうしたいって
思ってたんだよ?
END
ダークな鶴屋さんでした。女の子では有希ちゃんの次に好き。
…なのになあ…;;
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